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  • 2015.12.23
    平成27年12月22日(火) vol.26

    今日は、二学期の終業式でした。

    平成27年度二学期終業式式辞

    =内容=

    平成27年、2015年もあと少しで終わろうとしています。

    皆さんにとって、この一年はどのようなものであったでしょうか?

    今年の3年生は、進路決定に向け、よく頑張ってくれたと感じています。就職では、学校斡旋での就職を希望した45名全員が、この2学期中に決定してくれました。

    進学の方では、4年制大学や短期大学、そして専門学校への進路決定において、指定校推薦、AO入試、公募での推薦など多くの諸君が、それらにチャレンジして結果を出してくれました。そして、ここからは一般入試など最後の追い込みです。

    今も、放課後遅くまで学校に残り、勉学に励んでいる3年生諸君の姿も見受けられます。是非、志望校への進学が果たせるように、この冬休みも、その後も、頑張ってください。

    この2学期には、3年生の就職試験に続いて、大学に進学予定である生徒と、個人面談の練習もさせてもらいましたが、大学に入学するだけではなく、卒業後の目的や目標もしっかりと持っている諸君が大勢いることは嬉しく、また頼もしく感じました。

    中には、社会や数学、そして保健体育の教員になりたいという生徒もいました。

    是非ここにおられる、素晴らしい先生方の後を追ってください。

     

    そして、既に進路が決定している3年生に伝えたいことがあります。

    それは、わかっていることと思いますが、年が明け、春になったら新たなステージが待っているという現実です。野洲高校という本当にアットホームで自由で楽しい生活もおそらく、春以降は一転すると思われます。それまでにどのように準備していくのかが大切です。

    本を読む、一般常識をもう一度勉強する。身体を鍛える、心を鍛える。親孝行をする。やることはたくさんあると思います。そして、今でないとできないことも多くあると思います。そのあたりは自分で考え前向きに決めてください。

    野洲高校という、狭い狭い枠の中から、大きな大きな社会に羽ばたいていくのです。

    春までにどれだけの準備ができるか楽しみながらも実践してください。

     

    2年生は、高校生活最大の行事である修学旅行に参加し、様々な体験から一回り成長できたと思います。私も一緒に参加させていただき、抜けるような青い空と美しい海を見ることができ、本当に楽しい思いをすることができました。ありがとうございました。

    これからもこの修学旅行で得た経験を生かして、大いに活躍してくれることを期待しています。

     

    1年生は、高校生活にも随分と慣れ、力強い戦力になってきてくれたと感じます。

    ただ、昨年、一昨年に比べると少なくはなりましたが、学校を辞めたり休学したりする仲間がいることです。いつも言うように目的、目標をしっかりと持ってください。

    ただ、進級できれば良いという安易な目的ではなく、もっともっと今の自分、もう一人の自分に問いかけ続けてください。いずれにせよ、ここにおられる先生方、そして1年生、2年生、3年生のメンバーで過ごせるのも、あとわずかの時間です。それぞれの人が、この仲間を大切に思い、一日一日を大切に過ごしてください。

    いつも言うように、学校では「生徒が主役です。」

    君たち一人ひとりが、高校生活の主人公となることを期待して終業式の言葉とします。

     

    サッカー部全国選手権大会出場壮行会激励の言葉

    =内容=

    サッカー部の諸君、全国選手権大会出場おめでとうございます。

    そして、この4月にお願いした『全国大会を応援させてください。』と言ったことの約束を果たしてくれたこと、本当にありがとうございます。

    滋賀県代表としての「自信と誇り」を持って、関東での戦いに臨んで下さい。

    在校生の諸君もサッカー部への応援よろしくお願いします。

     

    さて、優勝にいたるまでの滋賀県予選、様々なドラマがありました。

    春の大会、布引での対守山高校との敗戦、その後、水口スポーツの森での県リーグ、対草津東高校の敗退を見たとき、『今回も選手権大会ダメなのか!』と思いました。

    しかしながら、その後、近畿大会、夏の強化試合や練習の成果か、9月に行われた県リーグ、ビッグレイクでの対草津東高校との0-0の引き分け、県リーグでの優勝、プリンスリーグ参入戦の勝ちなどから、『やってくれそうだ!』という雰囲気を感じました。

    そして、昨年・一昨年の悔しさを知る3年生からは『今年こそ!』の思いも感じていました。一昨日、布引で見せてもらった3年生の引退試合を見た時、本当に良い仲間と共に過ごしてきたのだと改めて感じることもできました。

    いつも応援いただいている、ご家族や仲間の応援をしっかりと受け止め、一発勝負であるトーナメント戦の厳しい勝負に素直に臨んでください。

    君たちは、140万人の滋賀県民の期待と声援を背負っています。

    プレッシャーを楽しみに変えて、思い切り「野洲スタイル」をアピールしてください。

    すべての準備は整いました。

    サッカー部員全員が、心を一つにして、体調管理に留意し、野洲スタイルを全国に轟かせ、全国優勝をめざして下さい。

    以上、簡単ではありますが、サッカー部の全国選手権大会での勝利を祈り、激励の言葉といたします。

     

    専心堂『心の排球(バレーボール)日めくり』より

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