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美術部の作品Part2
2018.1.22

今回も桑名くんの新作を紹介します。

 ≪作者 桑名くんより≫

 「神々のつどい」というタイトルで、異なる時代や異次元からやって来た精霊たちを描きました。はじめは民族的な仮面を平面で描こうと思っていましたが、よりリアルな感じが欲しかったので粘土とエアキャップを使い、絵の具で着色しました。異次元との出入り口はエアキャップで表現しています。

 木の葉をつけた仮面は、死神のイメージです。飛び出す大きなキバで人々を死に追いやります。

 茶色の仮面は、幸福の神です。人々に幸せをもたらす笑みを浮かべさせました。

 中央左は大地の神、中央右は”無”の神です。大地の神は地層の模様を表し、”無”の神は時間の止まった混沌とした世界を表しています。

 右は生命の神で、単細胞生物からの進化を表しました。

 今までは平面の絵を描くことが中心でしたが、これからは立体にも力を入れていきたいと思っています。

 

前回の「最果ての王国」に引き続き、桑名くんらしい世界観ですね。

彼の想像力・表現力は独特のものがあり、すでに桑名ワールドを築き上げつつあります。この3月で卒業ですが、今後も創作活動に励んでくれることを期待します。